【社内勉強会①】キャブの新MVV

 

こんにちは。ディレクターの西本です。

初夏の季節にふさわしく、若葉マークを背負って日々業務に勤しんでおります。

今回は、5月22日に行われた「社内勉強会」の様子を(面白さは抜きにして、さながら記者のように至極丁寧に)お伝えしようと思います。

 

社内勉強会が行われたのは、会社からほど近い場所にある紀尾井町ビル。

コロナ前には開催されていたというこの社内勉強会ですが、コロナ以降はぱたっと無くなり、全員で集まって何かをするということも殆ど無かったそうです。

キャブ創業21年目になり、新しいメンバーも増えたこのタイミングで、改めて一致団結しようということでこの勉強会が開かれたというわけです。

そんな会にゲストとしていらしてくださったのが、株式会社オフィス塩川の塩川和樹様です。

観光事業者として人との縁を大事にする塩川さんと、ホスピタリティをもって日本の観光を盛り上げようとする苦田社長。

塩川さんと苦田社長のお話を聞いていると、お二人は同じ軸を持ち、同じ「星」を眺めて歩み続けているのだという風に思えてなりませんでした。

 

「日本の観光を『Inspire』する」

 

苦田社長は最初の1時間を使い、私たち社員に会社のMVV(Mission・Vision・Values)を懇々と説かれました。このMVVは苦田社長と役員の方が考えたものであり、結晶というべきものです。

キャブの新Missionは

「日本の観光を『Inspire』」する」-観光で幸せになる人増やし、それに携わる人も豊かで、夢あふれる毎日を実現します

「Inspire」は「鼓舞する」だとか、「触発する」「生み出す」という風に様々に訳されます。「支える」や「守る」ではなく、プラスアルファの価値や恩恵を生むための「Inspire」。会社の「星」を示す言葉として、これ以上にないように私は思います。

 

「Mission」の次に大切なのは「Value」。

「志にITとHospitalityでこたえる5Star Company」ー観光事業者に頼られ、ITとHospitalityで応援し、期待以上の価値をお返し続けることで応援もされる人も企業もサービスも5つ星を目指します

 

「IT企業だから技術を持っているだけではいけない。Hospitalityであふれた企業でなければ大きくならない。」と苦田社長は語りました。相手のためを思い、心を尽くす。「Hospitality」はキャブにとって欠かせない言葉の一つです。

 

最後は「Value」

「礼節を磨き続ける」―私たちは、礼の奥にある感謝を、感謝の奥にある覚悟を、覚悟の奥にある謙虚を磨き続けます

「一人よりみんなで」―私たちは、知識や経験はもとより思いや志も共有し、高め合えるチームを目指し続けます

「機転力からはじめよう」ー私たちは、目の前の、とても小さな課題の解決の積み重ねを大切にすることで、何かを生み出すきっかけにします

「終わりなきHospitality」―私たちは、人と人、モノ、社会、自然などすべての関わりにおいて、心地よくあたたかで持続的なご縁にしていくことを追求していきます

 

 

この中でも特に社長が熱を持って話していたのは、「機転力」です。キャブが所有する特許「おもてなしコンテンツ」は、まさしくこの「機転力」から生まれたものだからです。

今いる場所と旅行先との天気を、一瞬で比較することが出来たらいいのに。沖縄から北海道という日本の端から端を駆ける中、苦田社長はある日そんなことを思ったそうです。

私のスマホの「天気」のアプリの中にも、今までの旅行先の天気の情報が保存されている訳ですが、いちいち調べて追加してスクロールして地元と比較してなんてやるのは確かに面倒に思います。

日常の中にある小さな不便さを、なんとかしたい。よりよくしたい。そんな発想、「機転力」がおもてなしコンテンツの始まりになったわけです。

 

今回社員全員に共有されたこの「キャブの新MVV」が、長く輝いてこれから会社の歩んでいく道を照らしてくれると信じています。

私もキャブの一員として、言葉や行動の一つ一つの行動に気を配り、お取引様の奥やその奥にいる方々の心を動かすことが出来るよう精進したいと思います。

次のブログでは、ゲストとしてお越しくださった塩川さんのお話を書きたいと思います。

それでは。