About The Web Site Of Hotelsホテル・旅館業のWebサイトご担当者さまへ
ホームページの価値とはなんでしょうか。
ホテル・旅館業の皆さまにとって、最も重要なことは、どうすればWebサイトの販売力を向上させることができるのか、ということではないでしょうか。
私たちは、的確なアクセス解析とアクセシビリティの高いWebサイト制作、スピーディーな更新によって、より販売の武器となるWebサイト運営をお手伝いいたします。
今さら聞けない基礎知識「自社サイトはなぜ必要か」
現在、自社サイトを持っていないホテル・旅館さまは非常に少なくなっています。それというのも、インターネットが、もはや旅行や出張の計画に欠かせない情報源となっていることが既によく認識されているからでしょう。
2012年には、旅行の情報収集において、5割近くの人がインターネットを一番の情報源としているという調査結果も出ています(総務省 情報通信白書「ICT 基盤・サービスの高度化に伴う利用者意識の変化等に関する調査研究」(2012年))。個人旅行者は、ホテル・旅館の宿泊を予約するとき、インターネット上のあらゆる情報を回遊し、ホテル・旅館の情報を収集する傾向があります。
このような回遊の中で、ユーザはどれが的確な情報なのかを冷静に判断し、複数のホテル・旅館の価格、質、サービス、イメージを把握して、宿泊予約へと進みます。そのような中、自社サイトがないホテル・旅館に対しては、情報が不足していると感じて、宿泊予約の候補から外してしまうと考えられます。ネットエージェント経由での予約だったとしても、自社サイトの情報が予約の決め手となることが十分考えられます。
つまり、自社サイトとは、回遊行動の中で「予約有望な」候補に残り、予約の決め手となるための重要な武器なのです。
ウェブサイトにおけるユーザの回遊イメージ
こんなウェブサイトが危ない「自社サイトの問題点とは」
一方、自社サイトで集客できていない、見直したいけれどなかなか手をつけられない、といった悩みをもつホテル・旅館さまの自社サイト運営には、次のような問題点がよく見られます。
既存サイトの良し悪しを知らないまま、デザインから始めている
既存のウェブサイトの見直しをはかるとき、誰でもつい、カッコよくて斬新なデザインを求めてしまいます。しかし、数年に渡って稼動してきた既存の自社サイトは、自分たちのホームページがインターネット上でどのように閲覧されているかを知るための情報の宝庫です。既存の自社サイトの良し悪しを知らないまま、新しいデザインに飛びついてはいないでしょうか。
運用、更新の計画と体制が決まっていない
ホテル・旅館の自社サイトは、現場の活気を伝えるものです。ユーザは、新しい商品やイベントによって、ホテル・旅館からの歓迎のメッセージを感じています。あなたの自社サイトは、スピーディーに更新が行われているでしょうか。月日が過ぎ去ってしまった情報を掲載していたり、イベントや企画をホームページから情報発信できていない、ということはないでしょうか。
運営改善のためのディスカッションを定期的に行っていない
アクセス解析や企画会議によって、ホームページの見直しを定期的に行うことは、各課のモチベーションを上げることや常に鮮度の良いコンテンツ配信を行うために役立ちます。あなたのホテル・旅館では、各課の責任者がウェブサイトの効果や問題点を把握しているでしょうか。インターネット予約で宿泊に訪れた方がどんな情報に惹かれてやって来たか、どんな印象をあなたのホテルに持っているかご存じでしょうか。
Ideal
Homepage理想的なホームページとその作り方とは
上記の問題点を踏まえた、当社のホームページの作り方を具体的にご紹介いたします。
① アクセス解析で既存サイトの良し悪しを知る
既存サイトの良し悪しを分析いたします。
既存ウェブサイトにアクセス解析ツールが組み込まれていることが条件となりますが、組み込まれていない場合も、「Googleアナリティクス」という無料ツールを組み込んで、調査を行なわせていただきます。
② アクセシビリティ調査により技術的課題を把握する
インターネット集客において非常に重要なのが検索エンジンでの露出です。検索エンジンで、より多くのキーワードで上位に表示されるようにすることをSEO対策と呼び、SEO対策には、次の3つのステップがあります。
STEP.1 内部対策 |
サイト構造やコンテンツの構成、サイト内リンクの最適化を行い、正しい文法で記述する |
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STEP.2 コンテンツ対策 |
検索キーワードに応じた文章構成やテキストの配置 |
STEP.3 外部対策 |
有償検索エンジン登録や、被リンクサイトの設置 |
当社では、「内部対策」の充実度を知るためにアクセシビリティ調査を実施し、SEO対策の土台を作ります。
※アクセシビリティとは、万人がウェブサイトの情報にスムーズにアクセスできるかどうかの指標であり、日本国内では「JIS X 8341-3:2010 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」として標準規格が制定されています。
③ 更新の方針と運用の体制を決める
ホームページのリニューアルを機会に、誰が新しい情報をウェブサイトに反映するのか、タイムラグなく更新するためにはどのような体制と方法が適しているのか、今までの体制にこだわることなく再検討しましょう。当社は、ホームページのスピーディーな更新を行い、効果的なホームページ運用をお手伝いいたします。
④ リニューアル後も定期的にアクセス解析を行う
稼動率が上がった、売上が良かった、という結果だけで安心するのではなく、どの企画が良かったのか、なぜ良かったのかをアクセス解析から分析して、今後に反映させていくことでホームページの力を持続することができます。
また、インターネットのトレンドを捉えてSNSやインターネット広告の活用を検討したり、検索エンジンの変化などにあわせて常に技術面でのバージョンアップを行うことで、自社サイトの鮮度を保つようご提案いたします。