【社員インタビュー第1弾】cabのディレクターとして働く面白さとは

みなさんこんにちは!インターン生の田中です!

今回はcab社員インタビュー第一弾ということで、現在プロデューサー兼ディレクターを担当している井上さんにインタビューを行いました!
cabのディレクターのお仕事はどんなものなのか、cabの魅力はどういうところにあるのかが知れる内容となっています!ぜひご覧ください!

 

▼井上さんについて

 

ーー現在担当している役割と仕事内容を教えて下さい

肩書としてはプロデューサーにはなっていますが、今私の業務の中心になっているのはディレクターのお仕事です。仕事内容としては お客様へのヒアリングやWEBサイトのコンテンツ企画、ワイヤーフレームの制作などを行っていますね。あとは部下のディレクターを育てようと仕事をどんどん任せていく立場にもいます。

ーー井上さんは休日どんな風にすごされることが多いのですか?

休日は本を読むことが多いですね。「7つの習慣」という本によると上司を「聞くタイプ」「読むタイプ」の2つに分けて説明している部分があるのですが、それでいうと私は「読むタイプ」の方だと思います。

ーー本はどういうジャンルのものを読まれるのですか?

本はさき程、話に出た7つの習慣などのビジネス書を読むことが多いですね。あとは「遺伝子もの」を読むことが多いです。例えば古典的なものでいうとリチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」という本なんかがありますね。小説でいうと「村上春樹」さんの本や「柴田元幸」さんの本が好きです。

 

▼cabでのお仕事について

 

ーー井上さんはcabで働いていてどういう瞬間が楽しいと感じますか?

私はさっき言ったように、あんまりアクティブな方ではないので、自分が考えたものとか作ったもの(ディレクターの場合ワイヤーフレームという形になるんですが)がデザイナーさんやエンジニアさんの手に渡って、形として良いものに仕上がっていく時は楽しいと感じる瞬間ですね。

ーー仕事の中で何か達成感や充実感を感じる瞬間はどういう時ですか?

そうですね、例えばお客様の要望がまだ明確になっていないときに、それらの要望を全部含めてウェブサイトなどの何らかの形に仕上げていくのですが、そういった漠然とした要望をきちんと整理して提案書などに形としてまとめられた時が達成感を感じますね。

ーーなるほど、やはり最初の段階ではお客様が抱えている課題や、理想の完成イメージはまだ明確でない方が多いのですか?

そうですね。なかなか明確にある場合は少なくて、何となく今のが古いからそろそろ新しくしたいとか、どうにでも作れちゃう場合が多いです。それをそのお客様(ホテル)に合わせて最適解を考えて作ることが多いですね。 
会社によっては、予めたくさん答えを用意して、その中から選んでもらうタイプの会社もあるのですが、cabの場合はお客様と一緒に考えて一つの答えを提案するスタイルです。

ーーこれまでの案件の中で一番記憶に残っている。もしくは熱中した案件はありますか?

先日公開した琉球ホテル&リゾート様のサイトはとても印象に残っています。https://ryukyuhotel.premierhotel-group.com/
まだ建っていない新しいホテルのコンセプトをお客さまからヒアリングして想像して、デザイナーやエンジニアからもアイデアを募集して「これだ」と思うものを作りました。結果、お客さまからも「ハイクラスのラグジュアリーホテルということが一目で分かる、サイトのデザインにも大変満足」と感想をいただいて、予約にも貢献したと言っていただきました。社内はもちろんですが、クライアントとも理解しあって進められたのが嬉しかったです。
また、仕事の種類の中でみると、ワイヤーフレーム作成やサイトフロー作成などの枠組みを作る作業が一番熱中する作業です。ディレクターの仲間同士で話すときもこれが一番楽しい作業だよねという話はよくします。デザイナーやコーダーから見て、気分が上がるワイヤーフレームというものがあるみたいで、そういう書き方はどうすればできるのかを考える面白さがあります。

ーーワイヤーフレームはデザイナーさんと協力して作られることが多いのでしょうか?

cabの場合はということになりますが、ワイヤーフレームはディレクターがメインで作成することが多いですね。とはいえ、デザインを勉強しないと作れないので、最初のうちは見よう見まねで学んで積み上げていくというのもディレクターの特徴かなと思います。

ーーディレクターをやってて難しいな大変だなと感じる時はどういう時でしょうか

やはり大変だと感じるのは、納期ですね。皆さん多分これが好きという人はいないと思います(笑)
納期に間に合わせるために、エンジニアやその他いろいろな人を巻き込んで調整を進めていかないといけない作業が大変ですね。

ーー最初は余裕を持たせてスケジュールを組むと思うのですが、どういうことが要因で納期が迫るようなことになるのですか?

そうですね、ワイヤーフレームの作成まではスケジュール通り進むことが多いんですが、次のデザインに移ったときにやり直しが入ったり、コーディング作業の時にデザインに修正が入ったりすると、納期に迫られるような原因になったりします。
これを「手戻り」と呼んだりしますが、このような手戻りが起こらないようにどうすればいいのか工夫するのもディレクターの仕事の1つです。

 

 

▼CABについて

 

ーー井上さんの思うcabの魅力は何だと思いますか?

私はcabが3社目の会社になるんですが、やはり「いろいろな場所に行くことができる」というのは魅力的ですね。
(ホテルや旅館は全国いろいろな場所にあるので)お客様との打ち合わせの時に、全国各地に訪れることができて、訪れた際にその土地のお菓子などを買うのは好きですね。私は割と収集癖みたいなところがあるので、日本でいえば今言ったみたいに全国いろいろな場所にめぐりたいですし、ホテルでいえばいろいろなホテルに泊まってみたいですね。

ーー井上さんはcabが3社目ということでしたが、他の会社と比較してみて仕事の上でcabでしかできないことは何がありますか?

ディレクター自体は結構何でもやる職種だったりするので、他社でできないことではないと思いますが、cabの場合はその中でも、ディレクターの役割が幅広いと感じます。例えば、ドメインの取得やレンタルサーバーの手続きのようなインフラ部分は一般的にはエンジニアがやることが多いと思うのですが、キャブの場合はディレクターも作業をしたりすることもあります。あとは宿泊予約システムなどSaaS系の調査であったり、広告の運用だったり、Googleアナリティクスなどから得たデータの分析であったり仕事の幅広さがあると思いますね。

ーーcabはどんな雰囲気の会社だと思いますか?

cabのメンバーは、他人を支えるバックアップ型の人が多いと思います。あれやったら?これやったら?と色々注文をつける人は少なく、逆に何かをやりたいといえば、応援してくれる人たちが多い気がします。

ーー確かに今回社員さんにインタビューをさせてほしいといった時も、快く承諾してくれました。

それは、私たちにとっては嬉しいことだったというのもあるんですけど、たとえ逆に私たちにとってうれしくないことだったとしても、やりたいなと言われたらできるだけ応援してくれるタイプの人が多いと思います。

ーーcabで働いてる中でこれは学びになったなということはどんなことがありましたか?

社長から学ぶことは多いですね。なかなか言葉でうまく表現できないですが、どうしたら人に受け入れられ、喜んでもらえるのかという部分は勉強になったことが多いです。細かい所で言うと、講演会に行く時やお客様の所にいく時は手土産を持って行ったりします。それまではそんなことしたことはなかったですが、やはり手土産をお渡しするとクライアントも笑顔になるし、どういうものが喜ばれるかを考えることの大切さ、そういう自分の中からでは生まれないような考えを学べましたね。

 

▼最後に、個人的に井上さんに聞きたいこと
 
ーー井上さんはディレクターといった立場上、お客様とコミュニケーションをとる機会が多いと思いますが、お客様との信頼関係を築き上げるために何か気を付けていることはありますか?
 
個人的に、信頼というものは、得ようとして得られるものじゃなく、徐々に積み上げていくものだ思います。その上で日ごろ、気を付けているのは、「レスポンスを早くすること」です。お客様からすれば、依頼をした後に、あの依頼はどうなっているのかとか、次はいつ何をしてくれるのかというような進捗は結構気になると思うので、そういう進捗に関する質問をされる前に素早く連絡することは心がけています。それに付随して、お客様が後々気になるだろうことを先回りで連絡して、やりとりの回数を少なくすることも心がけていますね。 こういう小さいことから大きなことまできちんとやることで段々信頼してもらえるようになると思います。
 
ーー仕事を効率的に行うために工夫していることは何かありますか。(いつも井上さんの返信の速度、情報処理がすごいなと思っています!)
 
自分の中で原則があって、「人に頼む仕事は先に行う」という原則はあります。やはりディレクターという仕事上、人にお願いすることが多いじゃないですか。人に頼む以上、作業時間はなるべく多くとってもらいたい。だから、なるべく早く依頼する。このようにして依頼する作業に時間をとってもらえるように工夫していますね。 それともう一つは、「早さと質のバランス」は気にしていますね。早くやるとクオリティーが落ちるし、クオリティーを高めようとすれば時間がかかる。そこをどっちに重きをおくべきかを考えながら仕事をしていますね。それはWEBサイトを閲覧してくれるユーザーであったり、お客様のことを考えて総合的に判断しています。